AJMエンブレム
このコラムには、実行委員であるサニーさんがプログラムのために書かれたものを転載しています。
2005年からプログラムのスペースの都合により掲載が中止となってしまいました。
そんなわけで、今回からは、過去のプログラムから転載することにしました。
コラム1: STANDERD JAZZって何?(2000年)
コラム2: What's JAZZ Like ?(2001年)
コラム3: なつかしい音楽(2002年)
コラム4: ジャズの楽しみ方、あれこれ(2003年)
コラム5: いま時ジャズタイム(2004年)
コラム6: いま時ジャズタイムPart2(2005年)

No7  今田勝さんとの対談 (1996年旭ジャズまつりプログラムより)

サニ−  最近ジャズは又 4ビ−トに戻って来ているように思うのですがベテラン現役ミュ−ジシャンの今田さんから観てどう感じますか。

今田  確かに 4ビ−トに元って来ていますよネ、なぜかと言えばジャズで演る事ここまでいろいろなスタイル(リズム)で演ってくると今度なにを演ろうかナ−と考えちゃう訳 ではジャズの原点とも言える 4ビ−トに元ってもう一度演り直してみよう。これじゃないですかね。
又、今の若手プレイヤ−が70年代のジャズから入って来ている。つまりジャズの歴史をよく知らないのも有ると思いますね。だから 4ビ−トでスタンダ−ドとか。

サニ−  ナルホド 鳴る程と言えば若手プレイヤ−のテクニックはすごいですね、でも何かもの足りないと感じる時もあるのですが ハ−トにジ−ンと来るものがないとか

今田  ジャズ狂ちがいの中に多い様に、サニ−さんも落語が好きな様ですね。(中略)確かにテクニックはすごいですね。我々がなんだかんだと演って来たのを短期間でマスターしてしまう。
彼らはすぐジャズの学校に入り理論、技術を学んで来る、現場で体でおぼえるという機会が少ないですが技術面に於いてはベテラン、若手と言った隔たりはないですね
そこでライブハウスのマスタ−等はベテランの誰と若手の誰とを組合わせて演ってもらおうとか考えているんですね。
ジャズと言う特性が成し得るスタイル、この組合わせで演ると何が起るんだろ、なにか別な感性が出るかも、なんて期待もあるのでしょう。

サニ−  ジャズの面白さはそこにあるのだと思いますね。同名曲でも演奏者によって全然違ってくる、それを聞き手は何を感じるか。
若手プレイヤ−は自分の考えている楽想をかまわずつき進んで聞きたい奴は聞けってな調子で、そこえくるとベテランはその場の雰囲気をすばやく(ズルク?)感じ取りその中で自分を表現してしまう、この感性はすばらしいです

今田  彼らもそれは感じているのですよ。ですからライブハウス等では新旧即席バンドが出来て面白いですよ。
若手も我々と一緒にプレイする事によってテクニック以外の何かを得ようとしているんですよ。
飲む、打つ、買うは別として(笑い)そのチャンスは大事ですね
テクニックだけを前面に押しだすだけでなく、聞き手に何かを感じさせるには人としての成長を必要とするのですから

サニ−  人としての成長、いい事言いますね。
それと聞き手も昔よく聞いたが今はなかなか外へ出て聞く時間がない、聞こうと思うとライブハウスは入りにくい、又、若手プレイヤ−を知らない、楽しめないんじゃないか、、こんな要素でだんだん遠ざかってしまう。
そうゆう意味では今回の組合わせは今田さん、稲葉(稲葉国光)さん、守(守新治)さん等と演る松島(松島啓之)さんを知るいいチャンスですね。
以前ライブハウスで彼の演奏を聞いたのですが、とてもストレ−トに演っていました。
これからエモ−ションがどんどん出てきて期待のもてるプレイヤ−だと思います。今田 勝スイングエモ−ションの演奏を楽しみにしています

今田  ジャズはその場の雰囲気で演りますから、特に今回は屋外フェステイバルということで聞きに来られる方と一体になって楽しみたいとおもいます。
会場に来られた方も我々を乗せてください。その前に我々が乗って楽しんでしまいますが


記:ウイスキ−片手に某月某所にて 旭JAZZまつり実行委員 サニー
(1996年旭ジャズまつりプログラムより)

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